医療安全コーナー

危険性を知っていたか、知らなかったかが大事である。注意力を高めて行動する。

  1. 誰に:投与患者のフルネーム
  2. 何を:投与薬剤(輸液ボトルや注射薬の名称)
  3. どのくらいの量:投与量
  4. いつ:投与日と時刻
  5. どのような方法:投与方法(点滴静脈注射、ワンショット静注、筋注、皮下注)

のほかに、静脈内に直接注入する注射に関しては

  1. どのくらいの速さで:投与速度
  2. どの経路から:(中心静脈か末梢経路か)

ACLSの道

エピネフリン:(心停止)1mgを急速静脈注射し、3〜5分ごとに繰り返す。
ボスミン(気管支喘息)2〜2.5mgを生食10mlで希釈し気管内投与
エピクイック(アナフィラキシーショック)皮下注

緊急時は軽く叩くか優しく揺すって「大丈夫ですか」と大きな声で言う。これで反応がなければ即座に気動の確保へ進む。意識障害の鑑別を詳しく行うのは蘇生処置が完了してからである。

  • アイウエオ・チップス

アルコール、低・高血糖、尿毒症、脳症(高血圧症、肝性)、内分泌疾患(甲状腺、副腎)、電解質胃常(ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム)、薬物中毒、低酸素、頭部外傷、低・高体温、感染症髄膜炎脳炎、肺炎、神経梅毒)精神疾患うつ病、S、ヒステリー)てんかん発作、ショック、脳卒中(出血、梗塞、SAH)

  • JCS①刺激しないで覚醒、②刺激をすると覚醒する状態ー刺激をやめると眠り込むー③刺激をしても覚醒しない状態
  • GCS、E開眼、V言語反応、M運動反応